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送骨という新しいトレンド

捨てられる遺骨

送骨と遺骨遺棄

ここ数年、遺骨の遺棄事件が頻発しています。電車の網棚に忘れたふりをして置いていったり、他人の墓の中に勝手に埋葬されていたケースすらあるといいます。

近しい人が亡くなり火葬はしたが、墓地の購入代金、お布施などを経済的事情から捻出できない、もしくは払いたくない。しかし、手元に骨壷を置いておくのは気持ち悪い。これらの問題を解決する手っ取り早い方法として「遺骨遺棄」が行われたのでしょう。

近年、骨壷は警察に届けられる遺失物、拾得物の定番になっているのです。

骨壷を宅配便で送る送骨

骨壷をゆうパックで送る

送骨とは、骨壷を寺院に宅配便で郵送し、埋葬、供養してもらう有料サービスです。「捨てられる遺骨」に注目した一部の寺院が始め、供養料の相場は3~5万円。

「送骨」は、従来の煩わしい檀家関係を結びたくない人から支持されています。血縁や地縁、慣習が廃れた現代において、元々宗教心の薄い日本人が形式張った宗教儀式と距離を置くのは自然の流れです。

日本人の死生観も変化しています。直葬は通夜や告別式を行わず火葬のみで済ます葬儀です。費用も20万円程度、僧侶を呼ばなければお布施代もかかりません。

情報サービス会社「鎌倉新書」の調査によると、「一般葬または家族葬」が全体の74%、「直葬」が16%、「一日葬」が9%と、直葬の件数は「増えている」と答えた葬儀社が41%、「変わらない」が53%、「減っている」が6%となりました(2013年11月1日から2014年10月31日)。

「直葬への対応」に関する葬儀社アンケート結果

2013年のNHKの取材では、関東は5件に1件が直葬という結果です。

葬儀 関東では5件に1件が"直葬"

このような葬儀の簡素化の流れの中で、送骨は生まれるべくして生まれたサービスといえます。

送骨に必要なもの

送骨で必要になるもの

寺院と契約すると、遺骨の郵送に必要な道具一式が揃った梱包キット(ダンボール、申込書、ゆうパック送り状など)が届きます。

・遺骨
・依頼者の住民票又は免許書のコピー(両面)
・埋葬許可書(無ければ故人の除籍謄本または除籍抄本)

中には別途料金を支払い戒名もつけられるところもあります。

今や遺骨もゆうパックで送る時代になりました。

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