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必要な入院費はいくら?

一般的な入院費の相場は?

最近の保険会社の広告などには、「1ヶ月の入院費は35万円」とか「日額1万円の支給」などと書かれてあり、本当にそれ位お金が掛かるイメージを植え付けられますが、質素で最低限の入院に押さえれば、人によりけりですが保険会社が言うほどは掛からない事が多いと思います。

一般の所得の人が1ヶ月入院した場合を例にとって考えてみましょう。

○一般の所得の場合
医療費 87,430円(高額療養費制度を活用)
食事療養費 (1食260円 × 3) × 30 = 23,400円(一般、一定以上所得者)
その他 通信費、飲み物代、雑誌代、交通費、診断書や入院証明書の文書料、冷蔵庫代、病衣やタオルレンタル代、等諸々 これらは贅沢をしなければ大分押さえられます、ここでは5万円と見積もってみましょう。

保険適用外の薬での投薬治療が必要な病気や、加入している福利厚生の違いなどでかなり変動するものの、節約した入院生活ならば1ヶ月160,830円、日額5,361円位となります。

保険のきかない薬や病気などでもない限り、色々と快適贅沢な入院ライフを送ろうと思わなければ、おおよそこれ位の金額で収まるという事です。

保険会社の提示する金額は自由に書けてしまうので、商業的理由からどうしても高くなりがちです。若い人などは病気にかかるリスクが低く、入院日数も高齢者と比べて短い傾向になりますので、保険選びの際はその辺も考慮に入れる事をおすすめします。

入院は出て行くお金と出て行かなくなるお金がある

入院費用を計算する時、忘れがちなのが「出て行かなくなるお金」です。入院するという事は、今までの生活環境が一変するという事です。

あなたが独り身の場合、まず食費が掛からなくなります、病院で食べますから。さらにガス、光熱費も基本料以外は掛からなくなります。外食費用も無くなりますし、付き合いの飲み会など交遊費も無くなるのです。

入院費を計算する時は、必ず「出て行くお金」と「出て行かなくなるお金」の両方を考慮する事が大事です。

差額ベッド代

患者が入院する部屋には大部屋、少人数部屋(2~4人部屋)、個室などがあります。人数が少ない部屋ほど料金が高くなり、この代金を「差額ベッド代」と言います。保険が適用されるのは5人以上の部屋(大部屋)のみで、差額ベッド代は支給対象外です。

個室を使っても差額ベッド代を支払わなくて済む場合がある

厚生労働省の通知では差額ベッド代が請求出来るのは、「医療者が患者に十分な情報提供を行った上で、患者自らが希望し、同意書に署名した時」と定められており、救急で特別療養室に入った場合や、白血病の治療で感染症防止のため個室に入る様求められた等の場合、病院側は差額ベッド代を請求出来ないとしています。

差額ベッドを利用する際には、患者は同意書に署名を求められます。後に自分のケースが差額ベッド代を支払わなくて良いと分かり、病院側に返還要求しても同意書を根拠に拒否されるケースがままあります。

同意書は一つの契約なので署名する場合は内容をしっかり確認した上で行う様にしましょう。

傷病別の平均在院日数

傷病や年齢により入院日数は当然違います。厚生労働省がそのデータを発表しています。これを見ると60日程度の保障でも大抵は問題無いと分かります。高齢でかかりやすい病気は長期入院が必要なものが多く、現在の年齢や近親者に多い病気等を参考に、以下のデータ表を使い保険選びをすると良いでしょう。

傷病分類別にみた年齢階級別退院患者平均在院日数

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