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IPO(新規公開株)とは何か?

IPOとは

IPOはInitial Public Offeringの略で、今まで上場していなかった株が新規に上場する事を言いますが、一般にIPOというと新規公開株を指します。株式会社だからといって必ず上場しているとは限らず、未上場のものも存在します。上場は東京証券取引所のような証券会社で取り扱いが開始される事を言い、一定の審査基準を満たすと上場する事が出来ます。

IPOブームの終焉

なぜ株式会社は新規上場するのでしょうか? 上場すれば敵対的買収などリスクも負います。それでも上場するのは資金を集めるためです。自分の会社の株を販売する事で、購入者(投資家)からお金を受け取り、それを使って新規事業の設備投資などに当てるわけです。

一時期はIPOブームと言われ、多くの雑誌などでIPOの特集が組まれるほど人気が過熱していました。当時は上場したばかりの新規公開株はインターネットバブルの勢いもあり、その後大きく値上がりする事が多く、上場と同時に買えれば大きな利益を上げる事が出来たのです。しかし、インターネットバブルが弾け値上がりしなくなると、加熱したIPOブームも霧のように消えていきました。

IPOは儲からない

株式会社が自社株を上場させるのは多くの資金を集めるためと説明しましたが、そうすると自然と自社株を新規公開するタイミングというのも決まってきます。それは今が一番お金が集まるタイミング、会社の価値が頂点に達したタイミングという事になります。

価値が頂点に達したという事は後は落ちるだけという事になります。投資家として有名なジョセフ・P・ケネディ(ジョン・F・ケネディの父)は、ある日、靴磨きの少年から○○の株が買いだよとアドバイスを貰った。それを聞いたケネディは「靴磨きの少年ですら株の話をするようになっては、もう相場は終わりだ」と考え、株を売り払ったといいます。そして直後に世界恐慌が起き株価は大暴落したのです。

自社の株を新規公開したという事は、そろそろ成長が頭打ちになってきて後は落ちるだけだから、まだ周囲がこれからもどんどん伸びると錯覚している内に上場して出来るだけ多くの資金を集めておこう、これが会社の本音ではないでしょうか。

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