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株主優待とは?

会社から株主に対してのプレゼント

株主優待とは、日頃株を保有してくれている株主達への感謝の気持ちとして送られるサービスや物品の事です。

株主優待自体は義務ではなく、企業が自発的に行っている行為です。ですからやっている所もあればやっていない所もあります。 一口に株主優待と言っても千差万別で、自社のスーパーで使用出来る割引券であったり、○千円分の商品券であったり、ハムの詰め合わせ であったりします。大概はその企業の業務に関連した優待が多い様です。

株主優待を受ける基準は会社ごとに違い、それぞれ確認する必要があります。

意外とそれだけでお得な株主優待

株主優待には結構お得な物もあり、ちょっとした収入になる物もあります。例に挙げると"サンリオ"という子供向け商品やテーマパークを運営している会社があります、そうあのキティちゃんを生んだ老舗メーカーです。このサンリオは株主優待として、サンリオピューロランド、ハーモニーランド共通優待券を提供しています。100株持っていると3枚、 1000株で4枚と数に応じて変わるのですが、無料チケットなので自分で使用しなくてもネットオークションなんかで売れるのです。 1枚おおよそ1200円前後で取り引きされている様です。3枚で3600円、4枚4800円ですから結構お得、しかもサンリオは3月と9月の 年2回優待を出しているので、両方の時期に株を持っていれば2倍となり結構な金額になります。

他にもお得な株主優待は存在していますので、ちょこちょこ色々な銘柄を確認されてはいかがでしょうか。

株主優待の問題点

株主に無料で送られるプレゼントですから、株主優待を悪く言う株主は少ないようです。しかし、株主優待という制度を実施しているのは世界でも日本だけという珍しいものです。

なぜ世界では主流でないのか? それは株主間で不平等が生まれるからです。例えば100株で自社製品の缶詰3個、1000株で5個といった優待があったとして、株を購入しているのは個人だけではありません。ファンドや年金基金などの機関投資家も当然存在し、そういった会社は貰った優待をどうしているのでしょう?

ファンドは大量に株を購入するため、先ほどの缶詰優待であれば大量の缶詰を受け取る事になります。ではその缶詰を自分達のファンドに投資している投資家に郵送でもするのかと言えばそうではありません。そんな事をすればコストが掛かりますし、それは回り回って投資家の負担になります。

多くのファンドでは分割出来る物であれば社員に分配し、金券ショップなどで換金可能なものは現金化するのだそうです。確かにこれ以外に方法は無いかも知れませんが、これでは全ての株主は平等という原則を無視している事になります。

優待を出すにもコストは掛かりそれは会社が負担しているのですから、やはり回り回って株主が負担している事を意味しています。にも関わらず貰える株主と貰えない株主が生まれているわけです。

海外企業の場合、単に優待を出すコスト分だけ配当を増やします。誰だって物品より現金を貰った方が嬉しいでしょう。缶詰が欲しければ貰った現金で買えばいいし、缶詰以外の物を買う事だって出来ます。こっちの方がずっとシンプルです。

日本には株主優待で購入銘柄を決める人が少なからずいますが、優待よりも配当に気を遣う方が経済合理的な株主と言えるでしょう。

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