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ろうきんとは?

ろうきんは勤労者のための組織

ろうきんは労働金庫の略称で、労働組合や生活協同組合が会員となり運営されている非営利の金融組織です。基本業務は銀行とほぼ同じで、元々は会員である労組などの組合員だけが利用出来る金融組織でしたが、現在は一般の人も口座開設、融資を受ける事が出来ます。

しかし、今でも労働組合の加入者などの方が有利な条件で融資を受ける事が出来るなど、条件に差があります。

低金利で借りられるろうきんの教育ローン

ろうきんにも教育ローンがあり、組合員と一般勤労者では条件が異なりますが、一般勤労者の場合、最高500万円まで10年間、固定金利2.2%で借りる事が出来ます。10年以上の融資も受けられますが、年利は2.7%に上がります。ろうきんではこれ以外に保証料を支払う必要があり、一般勤労者は年1.2%ですから年利は合計3.4%という事になりますが、これでも銀行などの融資と比べれば好条件です。

組合員はもっと優遇されており、最高1,000万円まで10年間、固定金利1.7%で借りる事が出来ます。10年以上の融資も受けられますが、年利は2.2%に上がります。組合員は保証料も安く、団体会員の構成員は年0.7%、生協会員の組合員は年1.2%です。1,000万円借りても年利2.4%ですからかなりの好条件です。

使途は当然教育費ですが、ろうきんは幼稚園から利用でき、大学、専門学校までの入学金や授業料、下宿先の敷金、礼金、留学費用などかなり広く使う事が出来ます。

○金利・10年以内
団体会員の構成員  年利1.7%
生協会員の組合員  年利1.7%
一般勤労者     年利2.2%
○金利・10年以上
団体会員の構成員  年利2.2%
生協会員の組合員  年利2.2%
一般勤労者     年利2.7%

○保証料
団体会員の構成員  年0.7%
生協会員の組合員  年1.2%
一般勤労者     年1.2%

○元金据置期間
最長5年(返済期間を含む)

2012年10月現在

一般勤労者も利用可ではありますが、全ての人が借りられるわけではありません。利用資格は以下です。

団体会員の構成員 団体会員の構成員の方とは】 中央労働金庫に出資いただいている、以下の団体の構成員の方をいいます。 (1)労働組合(2)国家公務員・地方公務員等の団体(3)勤労者のための福利共済活動を目的とする団体で事業年数が3年以上経過しているなど一定の条件を満たすもの。
生協会員の組合員 【生協会員の組合員および同一生計家族の方とは】 中央労働金庫に出資いただいている生協のうち、生協組合員融資制度を導入している生協の組合員および同一生計家族の方をいいます。
一般勤労者 【一般の勤労者の方とは】 関東1都7県(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨)にお住まい、またはお勤めの方で団体会員の構成員の方、生協会員の組合員および同一生計家族の方のいずれにも該当しない方をいいます。

詳しくはろうきんのページをご覧下さい。

不動産担保ローンを組むならろうきんがいい

ろうきんでは不動産を担保にローンを組める不動産担保ローン(セカンドモーゲージ)も提供しています。普通のろうきんは住宅ローンも提供していますが、普通の金融機関では家を買うという目的のはっきりした住宅ローンと、借りたお金は原則使途自由の不動産担保ローンでは、返済の意欲が違うという判断から異なる金利(不動産担保ローンの方が高い)を設定しています。

しかし、ろうきんでは住宅ローンも不動産担保ローンも同じ金利で提供しているのです。これで大丈夫なのかと老婆心ながら心配していますが、ろうきんがいいと言っているのですからいいのでしょう。

金利は変動型、固定型、LooF10(上限金利設定型)が用意されており、固定型は全期間固定金利と3、5、10、20年ものが用意されています。2012年10月現在、変動金利型で年利2.475%、固定金利選択型の20年ものは年利3.800%。別途、保証料が必要になり「一括前払方式」と「月次後払い方式(年0.14%~年0.36%を金利に上乗せ)」があります。

不動産担保ローン金利

さらに金利引き下げ制度を実施しており、取引引下げ、エコ引下げ、ファミリー引下げ、会員引下げの4つがあります。

金利タイプ 固定金利選択型(3、5、10、20年)
LooF10
全期間固定金利型
変動金利選択型(3、5、10、20年)
LooF10
変動金利型
金利引下げ 当初期間引下げ型 全期間引下げ型
取引引下げ 1.給与振込をご指定の方
2.公共料金自動支払いを2種目以上ご契約の方
3.財形貯蓄または、エース預金をご契約の方
4.カードローン(マイプラン)をご契約の方
1.55% 1.25%
エコ引下げ 5.オール電化住宅またはガス省エネ住宅の方
6.太陽光発電住宅
7.長期優良住宅
ファミリー引下げ 8.扶養家族2人以上の方
9.高齢者(65歳以上)と同居の方
会員引下げ 0.15%


会員引下げは労組や生協組合の組合員であれば0.15%の引き下げと分かり易いですが、それ以外は条件が煩雑でどれもクリアし難い内容と言えます。特にエコ引下げなんてまず無理だろうと思います。全て活用すると1.4%~1.7%ほど金利を引き下げる事が出来ます。

10年ものは変動金利で2.475%、そこから会員引下げで2.325%、保証料0.36%を上乗せすると2.685%となります。住宅ローンと捉えると銀行とほぼ同じですが、不動産担保ローンと捉えると銀行系の5%~10%と比較して格安である事が分かります。不動産担保ローンを組むのであればろうきんが最も低コストと言えるでしょう。

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