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個人輸入&輸出とは?

プチ貿易商で副収入を目指す



海外の品物を買い付け国内で販売するのを個人輸入、その逆を個人輸出といいます。同じ商品でも地域により価格差が生じます。それを素早く察知し安い所から高い所へ転売して利益を得る。

結果、欲しい人の元へ商品が届き、転売する人が増えて価格も一定に収まってくる。市場参加者の自己利益のための行動が市場を整理する、これは資本主義の原理です。

通関とは? 簡易通関とは?



関税法に従って、貨物の輸出入について税関の許可を受ける事です。個人輸入のような少額取引は自宅で荷物を受け取る際に済ませられます。

下記にもありますが、課税対象額が1万円以下なら関税、消費税が免除され荷物を受け取るだけです。

1万円超~20万円以下の商品であれば「簡易通関」になります。荷物を受け取る際、輸入税(関税、消費税)と通関手数料をその場で支払い、後は運送業者が勝手に処理して届けてくれます。

課税価格が20万円超なら簡易通関に出来ず、自分で税関へ行き通関処理するか、代行業者に依頼しなければなりません。

食品と検疫

常は食品検疫所に輸入届出を行い、「食品等輸入届出済証」を発行して貰う必要がありますが、自分が使用するだけであれば検疫は免除されます。しかし、個人使用か業務販売用かの判断が税関で難しい場合、食品検疫所に「確認願」を提出し判断を仰ぎます。

問題なければ判が押され返却されますので、それを税関に提出しましょう。検疫には1品目あたり手数料7,000円が請求されます。

数量制限と重量制限

輸入品は種類により一度に輸入可能な数量、重量が決められています。

食品

食品の輸入は10kg以下が個人輸入として認められる範囲です。個人輸入として10km超輸入したい時は、輸入時期をずらして複数回輸入します。

医薬品・化粧品

医薬品及び医薬部外品 1)外用剤(毒薬、劇薬及び処方せん医薬品、バッカル錠、トローチ剤及び坐剤を除く)
・標準サイズで一品目につき24個以内

2)外用剤以外の医薬品・医薬部外品
・毒薬、劇薬または、処方せん医薬品 : 1ヵ月分以内
・その他の医薬品・医薬部外品 : 2ヵ月分以内

尚、自己判断で使用すると重大な健康被害を生じるおそれがある医薬品は、数量にかかわらず医師による処方が確認できない限り、一般の個人による輸入は認められません。
化粧品 標準サイズで一品目につき24個以内
医療用具 1)家庭用医療機器等(例:電気マッサージ器、家庭用低周波治療器)に限り最小単位(1セット)。なお、医家向け医療機器は、一般の個人による輸入は認められません。

2)使い捨てコンタクトレンズ : 2ヵ月分以内

石鹸や、シャンプー、歯磨き類、染毛剤、浴用剤等も医薬部外品や化粧品に該当します。また動物用医薬品等も薬事法の規制の対象になります。

詳細は税関の公式サイトの1806 医薬品・化粧品等の個人輸入について(カスタムスアンサー)と厚生労働省の医薬品等の個人輸入についてをご確認下さい。

税関で支払うお金



輸入品は税関を通りますが、その時、「関税」「消費税(国内消費税率)」「通関手数料(200円)」が掛かります。例え個人でも一定額を超えると払わねばなりません。

関税の計算方法

個人輸入は商品価格の60%に課税されます。

・関税額 = 商品価格 × 0.6 × (関税率 + 消費税率) + 通関手数料

これはあくまで「個人的に使用することを目的として商品を購入する場合」です。個人輸入であっても販売目的であれば業者と同じ「商品価格 + 送料 + 保険金額」の100%に課税されます。

・関税額 = (商品価格 + 送料 + 保険料) × 関税率

どこまでが個人用なのかは明確な定義はありません。個数や商品の種類でおおまかに判断されるようです。

免税対象額は16,666円以下

課税対象額が1万円以下になれば関税と消費税が免除されます。複数の荷物があればその合計額が課税対象です。

・16,666 × 0.6 = 9999.6円

上記の式で分かるとおり、免税になるのは16,666円までとなります。

関税率は物により千差万別

関税率は以下の財務省のサイトに公開されています。

輸入統計品目表(実行関税率表)

輸入品の総額が20万円以下、一般貨物または郵便小包を利用した場合は「簡易税率」が適用可能です(一般税率も選択可)。簡易税率は7区分とシンプルで分かり易い。以下がその7区分の一覧です。

区分 品目〔具体的な品目例〕 関税率
1 酒類
(1) ワイン
(2) 焼酎等の蒸留酒
(3) 清酒、りんご酒 等
70円/リットル
20円/リットル
30円/リットル
2 トマトソース、氷菓、なめした毛皮(ドロップスキン)、毛皮製品 等 20%
3 コーヒー、茶(紅茶を除く)、なめした毛皮(ドロップスキンを除く) 等 15%
4 衣類及び衣類附属品(メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く) 等 10%
5 プラスチック製品、ガラス製品、卑金属(銅、アルミニウム等)製品、家具、玩具 等 3%
6 ゴム、紙、陶磁製品、鉄鋼製品、すず製品 無税
7 その他のもの 5%
1.課税価格が1万円以下の貨物の場合、原則として、関税、消費税および地方消費税は免除されます。ただし、酒税およびたばこ税・たばこ特別消費税は免除になりません。また、革製のバッグ、パンスト・タイツ、手袋・履物、スキー靴、ニット製衣類等は個人的な使用に供されるギフトとして居住者に贈られたものである場合を除き、課税価格が1万円以下であっても関税等は免除されません。

2.個人の方がご自身の個人的使用の目的で輸入する貨物の課税価格は、海外小売価格に0.6を掛けた金額となります。その他の貨物の課税価格は、商品の価格に運送費および保険料を足した金額になります。

3.上記の関税率とは別に内国消費税(消費税、酒税など)および地方消費税が別途課税されます。また、無税のものについては、内国消費税および地方消費税のみが課税されます。

4.郵便物の重量制限などのため2個以上に分割されている場合は、この合計が課税価格となります。

5.次のものについては、「少額輸入貨物に対する簡易税率表」は適用されません。

詳細が知りたい方は財務省の少額輸入貨物の簡易税率をご覧下さい。

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