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数年後のPERを予想する

現在の株価は2,3年後のPERを目安に動いている

株価というのは現在の価値と言うよりも、今から2、3年後の価値で値動きを見せます。今後成長性が期待出来る会社は1株益が上昇します。

そうなると後々の1株益からPERを判断し、現在のPERが15倍を超えていてもまだ割安だという判断が生じ、PERは高くなります。逆に成長性が期待出来ない銘柄はPERが低くなります。

例えばここに二つの株があります。

A社 株価100円 1株益10円 PER10倍
B社 株価200円 1株益10円 PER20倍

両株とも1株益は10円で同じですが、株価は違うのでPERも違います。こう見るとお買い得なのはPER10倍を付けているA社の株となります。しかしB社の業界はこれから拡大が期待されており、A社の業界は縮小していく運命だとします。

今から3年後の1株益を予想してみると、A社は10円から5円に減少、B社は10円から20円に増加するという試算が発表されました。ここで3年後の1株益からPERを予想してみます。A社は1株益が5円になったので

100 ÷ 5 = 20倍

B社は1株益が20円なので

200 ÷ 20 = 10倍

となります。こうなると現在の株価と1株益で計算した場合はA社の株がお得となるものの、今後の成長性(3年後の1株益)を考慮し計算すると、今後の成長が見込めるB社の方が現在はPERが20倍でも、3年後だと現在の200円でも10倍となりお得だ、という事になるのです。

投資家は自分が買おうとしている企業が今後どうなっていくのか、成長していくのか衰退していくかを見極めた上で売買を行います。結果株価は数年先の企業の経営状態を基準に動いてくるわけです。そのためPERが非常に高かったとしても、今後大きく売り上げを伸ばす事が予想され、伸ばした後の計算ではまだまだ現在の値段なら安いという判断も成り立つという事です。

企業の成長性はどうやって確認する?

企業の利益予想は色々な物で調べる事が出来ます。企業自身が決算書を発表していますし、会社四季報、ネットのファイナンス系サイト、 さらにネット証券会社などは 会員向けに個別銘柄のページに四季報の数字を載せていたりします。そこからおおよそこの会社が2、3年後どの様な経営状態になるのかを予想する事が出来ます。

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