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住宅ローンは信用取引と同じ

借金してまで一つの商品に投資するリスク

多くの人はマイホームを買うにあたって住宅ローンを組むでしょう。日本では不動産価格の20%で住宅ローンが組めるという暗黙の了解があります。頭金1000万円とすると4000万円を銀行や住宅金融支援機構から借り、5000万円の住宅を買うといった具合です。

これは、投資資金を借金しているわけですから、株の信用取引と同じです。違いがあるとすれば、信用取引は借りた資金で何を買おうが自由ですが、住宅ローンはマイホーム購入という不動産投資にしか使えない、信用取引のレバレッジは3倍程度ですが、一般的住宅ローンではレバレッジ5倍という点です。

4000万円を借金して、マイホームというたった一つの投資商品に全額投資しているわけですから、リスクは極めて高いと言わざるを得ません。しかも、バブル崩壊後、日本の地価が下がり続けているこの状況でです。住宅ローンを組むのなら、こういった点を考慮に入れなければならないでしょう。

住宅ローンと信用取引の比較は「住宅ローンの上手な借り方」でも解説しています。

住宅ローンのコツ

家を買う場合、最も良いのがキャッシュで一括購入する事です。しかし、現実にそのようなお金のある若い夫婦は少ないでしょう。ではどういった事を意識して住宅ローンは借りるべきでしょうか?

■レバレッジは低く抑える
マイホーム購入をギャンブルと思っていないのなら、レバレッジは出来るだけ抑えた方が安全です。危険な投資の代名詞である信用取引ですら3倍ですから、一般的な5倍などは避けるべきです。せいぜい2倍、多くて3倍に抑えるべきで、それだけの頭金が用意できないのなら素直に賃貸生活を選びましょう。

■地価の下落を念頭に置く
マイホームも一種の不動産投資ですから、値段の変動も前提とした返済計画を立てましょう。日本の地価は下がり続けているわけですから、値上がりや現在価格を前提とした生活設計は危険であり、ある程度下落しても耐えられるような設計にしましょう。

■金利のリスクを念頭に置く
現在は低金利時代ですから、住宅ローン金利も安くなっていますが、この金利が未来永劫続くとは限りません。例え上がっても生活が破綻しない返済計画を立てるべきです。安いからと単純に変動金利型を選ぶのではなく、今後の金利上昇リスクを踏まえ固定金利型も検討する事をおすすめします。

■金利が安い内に繰り上げ返済する
ローン残高を減らせば減らすほど同じ金利でも支払額は減っていくわけですから、ボーナスでも何でも払える時に払っておくの有利になります。変動金利型の場合は、将来金利が下がる可能性もありますから、そうなると損になります。しかし、現在はかなりの低金利時代であり、今後、金利が上がる事はあっても下がる事はあまり期待出来ないかもしれません。

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