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香典返しのマナー

香典返しの金額の目安

一般的には「半返し」といって、香典の半額から三分の一位を返します。品物でお返しするのが普通ですが、必ずしも品物である必要はありません。

最近の傾向として、香典の額に関係無く葬儀後一律に品物を返し、後日、高額な香典を頂いた方へ改めて半返しとなるような品物を返す事も多いようです。香典返しの品物は、後まで残らない消耗品がよいとされていましたが、最近はあまり気にしなくなっているようです。よく採用されるのが砂糖、お茶、バスタオル、石けん、菓子などで、カタログから選ぶやり方もあります。

以下は、日本消費者協会の平成7年度「葬儀についてのアンケート調査」の調査結果です。

香典返し費用総額の地域別平均額
香典返し費用総額の地域別平均額のグラフ
※関東A=茨城・栃木・群馬・千葉、関東B=埼玉・東京・神奈川、中部Aは新潟・富山・石川・福井、中部Bは山梨・長野・岐阜・静岡・愛知

香典返しの時期

一般的には四十九日の忌明けに行います。

香典返しの包み方

香典返しの品物は奉書紙、半紙などに包み、仏式では黒白かグレーの結び切りの水引をかけます。一般的には黒白結び切りですが、関西地方では黄白の水引に「満中陰志」と書く事もあります。表書きには上段に「志」または「忌明志」「粗供養」などと書き、下段には喪主の姓名を書きます。神式では銀一色か黒白の水引、表書きには「志」または「偲草」と書きます。キリスト教式の表書きはカトリックで「昇天記念」、プロテスタントで「召天記念」などとします。

忌明けの挨拶状

仏式では四十九日の忌明けに挨拶状を送ります。本来、香典返しは直接家を訪ねて、ご挨拶と供に渡すものですが、今は配送で済ませる事がほとんどです。香典返しと挨拶状は別の物ですが、忌明けに一緒に送るのが一般的になっています。

仏式の文例
謹啓
先般 夫○○儀 永眠の折にはご丁重なご弔辞をいただきその上過分なるお供物を頂戴し 誠に有難く厚くお礼申しあげます
                  本日
○○○○(戒名を書く)
四十九日忌の法要を営みました
つきましては供養のしるしまでに心ばかりの品をお届け申しあげましたのでなにとぞお納めくださいますようお願い申しあげます
先ずは略儀ながら書中をもって謹んで御挨拶申しあげます
                                  敬具
平成○年○月○日
                                  ○○△△


香典返しは仏式の慣習ですが、神式でも同じように行う事が多いようです。神式では三十日祭または五十日祭の忌明け後、挨拶状と供に香典返しを行います。神式では「冥福」「成仏」などの仏教用語は使用しません。

神式の文例
謹啓
先般 夫○○儀 帰幽の祭には
ご懇篤なるご弔問をいただきその上お供物まで賜りまして誠に有難く厚くお礼申し上げます
                  本日
五十日祭を営みましたので謝意を表したく心ばかりの品をお届け申し上げました
ご受納くだされば幸甚に存じます 先ずは略儀ながら書状をもって謹んでご挨拶申し上げます
                                  敬具
平成○年○月○日
                                  ○○△△

キリスト教でも仏式と同じようにする事が多いようです。時期は一ヶ月後の昇天(召天)記念日に挨拶状を添えて、記念品を贈る事が一般的です。

挨拶状は、奉書に済みで書いたものを薄墨印刷し、奉書の封筒に入れます。

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