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先物・信用取引は借金である

先物取引も借金

先物取引には色々ありますが、日経225先物を例にとって説明しましょう。証券会社に証拠金100万円を預け日経225先物を1枚購入するとします。日経225先物は倍率1000倍ですから、日経平均が1万円だったら1万 × 1,000 = 1,000万円分購入する事が出来ます。これは100万円という現金を担保に900万円融資してもらったのと同じですから、先物取引(デリバティブ)も借金の一種という事が出来ます。

借金なら当然金利が発生するはずです。限月が1年の先物の場合、購入した時の市場金利が仮に0.1%だとして、

1万円 × 0.1% = 10円

となり、10円 × 1,000で年間1万円の利息を支払う必要があるはずです。しかし、先物は市場で取引されるため、参加者の思惑により価格が上下し、場合によっては現物価格を下回る事もあり、そうなればマイナス金利になってしまいます。

市場でついた価格は何の根拠も無くついたものではなく、それ相応の理由があるはずです。価格が下落したという事はその商品が今後値下がりするだろうと予想されたからであり、実際下落するとすれば多少マイナス金利になっても総体として見れば損するわけですから意味がありません。

このように先物取引(デリバティブ)では金利がついているのか、得なのか損なのか分かり難いため、実質ゼロ金利で考えるのが適当でしょう。これを資金調達として考えると非常に低コストだと言う事が出来ます。

信用取引も借金

信用取引は現金や有価証券を担保に、約3倍の株式投資をする事が出来る制度です。100万円の証拠金を預ければ300万円分の株式を購入出来るのです。これはつまり100万円を担保に200万円借り入れたという事と同義です。

信用取引では株式購入代金全体に金利(買方金利)が掛かります。証券会社により異なりますが、平均で購入代金の2.5%程度の金利を要求します。100万円を預け300万円で株式を購入した場合、

300万円 × 2.5% = 75,000円

となり、これを日割りで計算した約205円が毎日掛かる事になります。信用取引の場合は配当も支払われます。先物取引と比べればコストは高くつきますが、消費者金融などと比べればずっと有利な借金になるでしょう。

信用取引に関しては別ページの信用取引をご覧下さい。

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